The Very Best of トマトオニオンカレー|完成形_2012.2.21

トマトオニオンカレー(10人前)

1.ベースオイルの作成
■オイル・・・・・・・・・・・大さじ×8
ホールスパイス
■シナモン・・・・・・・・・・2本(2つに折る)
クローブ・・・・・・・・・・大さじ2
■カルダモン・・・・・・・・・大さじ2
コリアンダー・・・・・・・・大さじ2
■クミンシード・・・・・・・・大さじ2
花椒・・・・・・・・・・・・大さじ1
■ニンニク・・・・・・・・・・4ヶ(つぶす)
*弱火でオイルに香りを移す。焦がさないように注意。
*20分ぐらいしたら火を消し冷めるのを待つ。
*冷めたら網で漉してオイルだけにする。(→4.の煮込みベースで使用)



2.肉具材の下ごしらえ
■豚バラブロック・・・・・・・700g(1cm弱厚に切る)
■日本酒・・・・・・・・・・・約50cc
■砂糖・・・・・・・・・・・・大さじ1
塩麹・・・・・・・・・・・・大さじ1
*以上をビニール袋に入れ全体に絡むように軽く揉み、1時間以上寝かせる。

■塩・・・・・・・・・・・・・小さじ1
■醤油・・・・・・・・・・・・大さじ1
■ニンニク・・・・・・・・・・1ヶ(すりおろす)
■クミンシード・・・・・・・・小さじ1
*焼く10分ぐらい前に上記の調味料で味付けする。
*サラダ油をひき、強火で炒め外側を固める。中まで火を通しきらなくてよい。
*炒めた後のフライパンに日本酒(別分量)を流し込み、軽く沸騰させ4.の煮込みベースに加える。

memo:
・肉の基本<日本酒+砂糖 → 塩味系調味料>の順で漬け込むこと。
・揉み込まないこと。



3.じゃがいもの下ごしらえ
■じゃがいも(メークイン)・・・約900g
*大きめの一口大に切り分け、電子レンジで加熱する。
*カレーが完成後、油で揚げて外側を香ばしくカリッとさせる。
*皿に盛りつけてから、カレーをかける。

memo:
・要するに、カレー鍋に入れて煮込まないようにすること。
(後々カレー自体がボタつくのがいやだから)



4.煮込みベースの作成
■タマネギ・・・・・・・・・・約1500g(皮を剥いた状態で)
■トマト水煮缶・・・・・・・・3缶
ローリエ・・・・・・・・・・2枚
■にんにく・・・・・・・・・・4ヶ(みじん切り)
■生カシューナッツ・・・・・・50g(ミキサーでペースト状に砕く)
*タマネギはすべてフードプロセッサーですりおろす。
*1.のベースオイルをひいた鍋に入れ、焦げないようにじっくり加熱。
*ひと通り煮込んだらトマト、ローリエ、ニンニク、カシューを入れさらに煮込む。

memo:
・水は入れない。



5.パウダースパイス
■クミン・・・・・・・・・・・30g
■カルダモン・・・・・・・・・20g
■ジンジャー・・・・・・・・・小さじ2
■シナモン・・・・・・・・・・小さじ2
ターメリック・・・・・・・・大さじ2
■カイエヌペッパー・・・・・・・・小さじ1/2
■鷹の爪・・・・・・・・・・・1本
*ひと通り煮込んだ4.に投入し、よくかき混ぜる。
*辛すぎないように注意。鷹の爪は入れなくても可。



6.味つけ
■塩・・・・・・・・・・・・・35g(小さじ7)
■砂糖・・・・・・・・・・・・10g(小さじ2)
■醤油・・・・・・・・・・・・大さじ1
*できれば醤油は入れないほうがよい(味の方向性がブレるから)。
*塩味は味を確認しながら少しずつ加えること。
(濃くなりすぎないように、<味見は多量&口の中全体>を心がけるように)



7.煮込み
■炒めた2.の肉具材を投入。
全体を混ぜて煮込み、味の確認。濃ければトマト缶の残りを日本酒で溶いたものを入れて調整する。



8.仕上げ
■煮込みが終わったらいったん火を止め、出来るだけ冷ます。
(その間に味が馴染んでゆく)
■盛りつけ前に加熱し、完成。
■ごはんにかけるも良し、ナンにも良し、ピタパンにも良し。



補足:
1.今回は上記以外の具材にゆで卵(丸のまま)を7ヶ入れた。これはアリ。
2.豚バラ肉はこれはこれで良いが、とりもも肉orとり中手羽の方がベター。
3.トマトの水煮缶の代わりにヨーグルトを入れて見るのもアリかな、と思う。
4.最終段階でクミンシードを少量加えてスパイス感を増しても良い。
5.甘味(タマネギ+砂糖)、酸味(トマト)、塩味(塩)、辛味(スパイス)、苦味(スパイス)のバランスを意識する。